25歳で音大と私文を目指す人の日記

藝大楽理科と慶應文学部(通信課程から通学課程への編入)を目指す25歳女の記録。応援してください。

6/20 アイスランド

2週間以上ブログをサボっていましたが、ちゃんと生きていました。浮き沈みはありましたし順風満帆に勉強や練習が進んでいるとはいえませんが、まあなんとかやっています。

 

今日は本筋からそれて、ちょっとアイスランドについて書きます。

とてもでありがちな話なんですが、私は11歳の時に初めてビョークを聴いて衝撃を受け、それ以来アイスランドの地にずっと憧れています。アイスランドのミュージシャンがなんだかんだ一番好きだし、北欧のデザインや、自然も好きです。20歳の時ノルウェーに一人で行ってふらふらしたりもしました。

 

ビョークの曲で一番好きなのはAll is Full of Loveです。聴き始めた頃、「全ては愛に満ちている」そんな考え方があったんだ、私の身の回りにあるもの全て、目に入るもの全てが愛に満ちている... そう考えてみると、世界の見え方が変わって、とても優しくて、穏やかな気持ちになれました。視界の色が変わる感じ。意味を持たない、気にも留めないような事物にも、愛が宿っているとしたら...? どんなに世界は素晴らしいものだろう、そう思いました。でも、一番好きだった頃は英語なんて読めなかったので、歌詞の意味はほとんど分かりませんでした。そしてその頃から音楽の沼に入っていったので、ビョークはただ神格化され、私の音楽の世界への入り口の扉でしかなくなりました。たまに聴くし、たまに歌詞も読むけど、今は昔ほどには熱い気持ちにはなれません。

 

それでも、アイスランドという地への憧れは消えていません。夢の国のように感じています。もちろん問題のない国なんてありません。社会問題が色々あるでしょう。でも、言語は古風で特殊だし、日本と同じ島国だし、火山大国だし、自然豊かそうだし、白夜があるし、夏は気持ちがいいらしいし(アイスランドのミュージシャンの曲、夏を想いがち)、音楽人口がすごく多いし、やっぱり魅力的です。行ってみたい...。

 

私は言語が好きです。本当は言語学の本ももっと読みたい。でも時間が全然ありません。というか、やるべきことと、やりたいことがありすぎます。24時間じゃとても足りません。フランス語、英語、世界史、国語、音楽史、ピアノ、ソルフェージュ、和声をやらなきゃいけないし、生物学や物理学や神経科学の本だって読みたいし、指輪物語だって読みたい。言語学の本もジェンダー論の本も読みたい。どこにそんな時間があるんですか?   

 

実はアイスランド留学を少し検討しているんですが、もし留学するとしたら、英語で学べるプログラムのアイスランド語のコースを取りたいなと思っています。音楽学や心理学の勉強もしたいけど、留学したいから大学に行くみたいなところあるし、それなら海外の大学に行けばいいじゃんと思ってしまいます。本当はイギリスやカナダに行きたいけどお金がかかりすぎるし、アイスランドなら夢の国かつ学費がほぼ無料だから、ありかなと思ったりしています。それに私は語学が好き、かつ向いてる(大事)んだなと思うし、自分の経歴が入学資格要件を満たすか微妙で今問い合わせているところなのでまだ何も決断できないけど、行けたらいいなあ、と思ったりしています。でも全ては問い合わせの結果次第だし、まだ本当に何もわからないので、勉強や練習をやめることはしません。とにかく今できることをやります。

 

毎日やることが多すぎて、眠気と疲れがすごすぎて、目まぐるしいです。疲れてきました。でも戦いは終わらない。やっていきましょう。明日は勉強とスタジオ練です。がんばるぞ。

 

おわり